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夏に使っている虫よけ -パーフェクトポーション-

天然の虫よけスプレー

虫よけは、”効果の強さ”だけで選ぶものではありません。市販の虫よけの多くには「ディート」と呼ばれる化学成分が使われていて、これには使える年齢や1日の使用回数の目安があります。

一方、天然由来のものは香りや使用感を優先できる反面、効果が持続する時間は短めです。

この記事では、以前タイへ通っていた頃の体験を交えながら、虫よけの成分の違い、ディートの特徴と付き合い方、昔ながらの蚊取り線香の話、そして今も愛用している天然由来の虫よけ「パーフェクトポーション」について、お話します!

目次

虫よけって、どんな成分が使われているの?

虫よけに使われる主な成分は、大きく分けて「ディート」「イカリジン」、そして天然由来の精油系の3つです。

  • ディート:1946年にアメリカで開発された化学成分で、日本でも50年以上使われてきました。蚊・ブヨ・アブ・マダニ・ノミなど、対応する虫の種類が幅広いのが特徴。
  • イカリジン:ディートとほぼ同等の効果があるとされ、使用できる年齢や回数の制限が特にないのが特徴です。ただし、対応する虫の種類はディートよりやや少なめ。
  • 天然由来(シトロネラ、レモンユーカリ、ハーブ精油など):香りで虫を遠ざけるタイプ。効果の持続時間は短めですが、肌への使用感や香りの心地よさで選ばれることが多い成分。

虫よけを選ぶ時は、「どこで・誰が・どれくらいの時間使うか」で選ぶといい感じですね。

タイで知った、ディートの効き目と付き合い方

以前、よくタイへ足を運んでいた時期がありました。

CHIKA

カービングという、野菜やフルーツに繊細な彫刻をほどこすタイ伝統の技術を習いに行っていたんです。

現地の教室に通っていた頃、街中で売られている虫よけの成分表示を見て、ディート濃度が日本よりはるかに高いことに驚いた経験があります。

実際に使ってみると、かなり強力に効きました。でも同時に、「これは、使い続けてはいけないな」という直感も。。

ディートの濃度は、実は”効き目の強さ”というより”効果が持続する時間の長さ”を示しています。

目安として、濃度30%でおよそ6時間、15%で5時間、10%で3時間程度とされています。持続時間が長くなるぶん、日本の厚生労働省の通達でも、子どもに使う場合の年齢・回数の目安が細かく決められています。

  • 生後6か月未満の乳児には使用しない
  • 生後6か月以上2歳未満は1日1回まで
  • 2歳以上12歳未満は1日1〜3回まで
  • 濃度30%の製品は12歳未満には使用できない
  • 顔には使用しない

実際に調べてみると、今の日本にも、あの頃タイで驚いたのと近い高濃度のディート製品が販売されていますね。

ディート30%配合の医薬品タイプの虫よけスプレーが市販されていて、12歳以上を対象に販売されています。

長時間の登山やキャンプなど、虫の多い環境で本格的に防除したいときには、こうした高濃度タイプが向く場面もあります。ただ、私自身は「毎日、なんとなく」使い続けるものではないと感じていて、使う場面を選ぶことをおすすめしています。

タイでは、日本では見たことのない虫に遭遇して、内心ひやひやしたこともありました。年間を通じて温かい土地ならでは・・という体験でしたが、そのぶん虫よけとの付き合い方も、日本にいるとき以上に真剣に考えるきっかけになりましたね。

昔ながらの「蚊取り線香」の話

蚊取り線香の歴史は、実はディートよりずっと古く、明治時代にさかのぼります。

蚊取り線香の元になっているのは「除虫菊」というキク科の植物です。

除虫菊は明治時代に日本へ渡来し、和歌山県有田市で栽培が始まりました。この除虫菊に含まれる天然成分「ピレトリン」に虫を寄せ付けにくくする働きがあることが分かり、1890年、世界で初めての棒状の蚊取り線香が誕生します。その後、今おなじみの渦巻き型に改良され、120年以上経った今も受け継がれています。

今の市販の蚊取り線香の多くは、この天然ピレトリンを参考に化学的に合成された「ピレスロイド」という成分を使っています。

ルーツをたどると100年以上前の天然植物に行き着く、というのは面白いですよね。

天然ハーブの力|私が愛用している「パーフェクトポーション」のこと

タイでカービングを習っていた頃、現地でとても好きな香りの虫よけに出会いました。帰国のたびに買って帰るのが恒例になっていたのですが、あるときからぱたっと見かけなくなり、ちょっと残念な気持ちになっていたんです。

ところが数年前、あの「タイでよく買っていた虫よけ」と同じ香りの商品が、日本でも販売されているのを見つけました。それが、パーフェクトポーションの「アウトドアボディスプレー」です。発見して以来、こちらを愛用しています。

シトロネラ(コウスイガヤ)、ペパーミント、ティーツリー、ニアウリなどの天然精油をブレンドした、天然由来成分100%のボディスプレーで、もちろんディートは使われていません。

世界基準のナチュラル認証「COSMOS」も取得しています。使い方の目安は、2時間おきくらいに、腕2プッシュ・足3プッシュ、首元や頭にも1プッシュ以上。香りが飛んだら、こまめにスプレーし直すのがコツです。

化学的な成分の虫よけに比べると、効果が持続する時間はやはり短め。でも、香りが好きで、何より安心して使えることが自分にとって大きいんです。

実はパーフェクトポーションのようなアロマ系の虫よけアイテムは、日本の薬機法上「化粧品」に分類されるんです。

ディートのように「医薬品」や「防除用医薬部外品」として、虫を寄せ付けない効果そのものを国が認めた成分とは、法律上の立場が違います。

つまり、香りや使用感を楽しむアイテムとして販売されてるんですね。

だからこそ「これさえあれば絶対に刺されない」と思い込まず、虫が特に多い場所へ長時間出かけるときは、必要に応じてディートなどの選択肢も検討する、という付き合い方が現実的ではないでしょうか。

CHIKA

結局、毒虫などに刺されたら意味がないですもんね・・

メーカー公式サイトの案内では、生後6か月以降の赤ちゃんや妊娠中の方にも使用できるとされていて、敏感肌の方にも使いやすいと紹介されています。

薬剤師の視点|”強さ”と”シーン”で選ぶ

虫よけを選ぶ時に大事なのは「今日はどういう場面で使うか」で選ぶという視点です。

公園でのお散歩や庭仕事など、日常のちょっとした外出なら、香りも心地よく安心して使える天然由来のものを。

山登りや川遊びなど、虫がとにかく多い場所へ長時間出かけるときは、ディートなど効果の持続時間が長いタイプを、という使い分けです。

ここ数年で天然ハーブ系の虫よけの選択肢はぐっと増えた一方、高濃度のディート製品も引き続き販売されていて、この分野は良い意味で二極化が進んでいるなと感じています。自分や家族が置かれる場面に合わせて選べる時代になった、ということだと思います。

まとめ

虫よけは、「強く効くもの」を選べば安心、というものではありません。

ディートには年齢や使用回数の目安があり、天然由来のものには持続時間の短さという特徴がある——それぞれの性質を知ったうえで、使う場面に合わせて選ぶという視点を持っておくと、暮らしの中でずっと付き合いやすくなりますよ!

天然の虫よけスプレー

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この記事を書いた人

CHIKAのアバター CHIKA 薬剤師

薬剤師CHIKA

2025年まで、現場の薬剤師として勤務。薬剤師歴はトータル25年以上。
日々の患者さんとの対話を通して、「薬に頼りすぎない健康」の大切さを実感しています。

このサイト「薬剤師CHIKAの部屋」では、食事・生活習慣・自然な健康法などについて、薬剤師の視点からわかりやすく解説しています。

また、「ようこそ還元くんの世界へ。」という情報発信ブログと
CHIKACHAN HOUSEというショップも運営しています。

20代で慢性関節リウマチを発症しましたが、さまざまな試行錯誤を経て克服しました。

その経験もふまえ、「体を整える」という視点から健康や暮らしに役立つ情報を発信しています。

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