飲み会で女性がビールをもっと楽しむために
段々と皆で食事会や宴会をする機会が復活してきましたね。
そんな時はやはり「とりあえずビール」という声が上がります。 暑くても寒くても、まずはビールを手に取るのは日本では定番。
でもビールをある程度飲み進めて、徐々に味に飽きてきたり、お腹がいっぱいになってしまうことも。
そんなとき、特に女性はビールに色々な物を加えたアレンジビールを頼む方も多いと思います。
・ビールとトマトジュースを混ぜたレッドアイ
・ビールとジンジャーエールを合わせたシャンディガフ
・ビールとレモネードを組み合わせたパナシェ 等
これらのアレンジビールは、飽きないだけでなく、新しい風味を楽しむことができますね
シークワーサーを使ったアレンジビール
こんなアレンジビールの中でも、個人的に好きなのがシークワーサーを加えたシークワーサービール。
シークワーサーは、レモンやすだちのように、料理のアクセントとしてもよく使われますが、ビールに少し入れると独特の爽やかさが広がります。沖縄地方でとれる柑橘です。
ビール特有の重さを軽減し、すっきりとした飲み心地になりますよ。
ただし、沢山入れすぎてしまうと微妙なので、大さじ1~2杯程度の少量から入れて飲みやすい量を見つけて下さいね。
ちなみに沖縄のオリオンビールさんではシークワーサーを使ったクラフトビールが販売されています。通販でも買えるようですね。
シークワーサーに含まれるノビレチン
シークワーサーはビールに加えればビールが美味しくなるだけでなく、実はその健康効果にも注目すべきポイントがあります。
シークワーサーに多く含まれる「ノビレチン」という成分。この成分は・・
- 基礎代謝を活性化
- 血糖値や血圧の上昇を抑制する
- 中性脂肪の分解を促進
- アレルギーの抑制
- 体の炎症や痛みの抑制
- 認知症の進行予防
シークワーサーをビールに少量を加えることでその効果を享受しながら、飲み物としての楽しみもあると言うのが大きな魅力。
ちなみに、他の柑橘類にもノビレチンは含まれていますがシークワーサーがダントツです。
温州ミカンではノビレチン含有量が100g中24mg、カボスでは89mg、ポンカンは127mg、シークワーサーには、267mg。
お酒と健康の関係
お酒と体(健康)の関係にも少し触れておきましょう。
お酒が体に及ぼす影響。。正論だけを言うならば「お酒は百害あって一理なし」です。しかもビールは比較的カロリーが高く、飲みすぎるとお腹に負担がかかることがよくあります。
肝臓にはかなりの負荷をかけますし、更にアルコールを分解できる酵素が少ない人にとっては「毒」以外の何物でもありません。
しかし、お酒と言うのは不思議な魅力があり、古来から人間からは切っても切れないものなのですよね(笑)
余談ですが、お酒が大好きでお酒と縁を切りたくても切れない方向けに処方される「断酒薬」というものもあります
・・まあ、ここに至らないまでも少しの工夫で飲みすぎを防ぐこともできます。
ビールに関して言えばシークワーサーのような酸味の強い柑橘系を入れることで、満足感が得られ、飲む量を制限できる効果は期待できます。
さらに、シークワーサーのさわやかな香りが、リフレッシュやリラックス効果をもたらし、飲酒によるストレス解消にも役立つことでしょう。
まとめ
シークワーサーは、そのまま食べるには酸味が強いため、通常はジュースやドレッシングとして使用します。 特に関東地方では新鮮なシークワーサーの果実が手に入りにくいため、絞った果汁を瓶詰されたものをインターネットやスーパーで購入するのが一般的だと思います。
また、シークワーサーは柑橘類の中でも特に独特な香りを持ち、みかんやレモン、すだちとも異なる風味が魅力です。このさわやかな香りを活かして、様々な料理や飲み物にアレンジしてみるのも良いですね。
今回ご紹介したのはシークワーサーをビールに加えることで飲みやすさが増し、さらに健康効果も得られるという一石二鳥の方法です。 ノビレチンの持つさまざまな健康効果を考えながら、適度な量を心がけて、シークワーサーのようなヘルシーな食材を上手に取り入れ、ビールを楽しんでくださいね。
ご参考までに、「体に良いビールの飲み方」として知る人ぞ知る+αのアイテム「メビウスウォーター」もお忘れなく。
【参考】
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26002685
https://www.shinryo-to-shinyaku.com/db/pdf/sin_0057_03_0247.pdf
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22172985