多くの人が一度は「自分が本当にやりたいことは何か」と考えた経験があると思います。自分が寝食忘れて出来ることを見つけ、それを追求することで、生きている実感や充実感、満足感を得ると思います。今回は、やりたいことの見つけ方について、自分自身の経験も交え考えてみたいと思います!
1. 自己分析をする
自分の興味や関心をリストアップしてみる
まずは、自分が興味を持っていることや関心のある分野をリストアップしてみましょう。過去に楽しんだ活動や、時間を忘れて没頭できたことなどを思い出し、それらを書き出します。
ここでポイントになるのはPCやタブレットではなく紙とペンを使って自分の手で書き出すこと。
やはり自分の中から湧き出てくるものを、自分の手で引っ張り出すことが大事だと思います。
強みと弱みを理解する
次に、自分の強みと弱みを分析します。自分が得意なことや、他人からよく褒められることを考えてみてください。また、苦手なことや避けたいこともリストアップしてみます。
どんなに小さいことでも、どんなに恥ずかしいと思うことでもいいです。
徹底的に書き出してみてください。
星占いや数秘、陰陽五行なども役に立つ
「自己分析」という一環で、参考にしてみるのもアリだと思います。実際にこれらから自分を客観的に見ることもできます。
2. 新しい経験をしてみる
新しいことに挑戦する
新しいことに挑戦する中で、自分の知らなかった才能や興味を発見できることがあります。趣味やスポーツ、ボランティア活動など、様々な分野に積極的に参加してみましょう。
誰かから誘われたら行ってみる・参加してみる、と言うのもいいですね。
思わぬ所で自分の運命を変えるものに出会った人を何人も見ました。
旅行や異文化体験
旅行や異文化体験を通じて、新しい視点や考え方に触れることも、自分のやりたいことを見つける手助けになります。異なる環境での生活や、人々との交流は、自己理解を深める良い機会です。
勉強会やセミナーに参加してみる
これは自分が興味あることであれば何でもいいと思います。
生で聞く情報はネット上では得られないものが多いです。本当のことをネット上で言うとBANされる可能性もありますしね(笑)
3. 他人の経験を参考にする
メンターやロールモデルを探す
自分が尊敬する人や、同じ分野で成功している人をメンターやロールモデルにすると良いでしょう。その人たちの経験やアドバイスを参考にすることで、自分の目標ややりたいことを明確にする手助けになります。
「メンター」とは、「指導者」や「助言者」。仕事やキャリアについて指導・助言をしてくれる信頼のおける相談相手のことです。
書籍やインタビューを読む
成功者の自伝やインタビュー記事を読むことで、彼らがどのようにして自分のやりたいことを見つけたのか、そのプロセスを学ぶことができます。
ちょっと系統は異なりますが、「7つの習慣」という書籍を20年以上前に読みました。
この本は今でも時々読み返しますが、その都度新しい発見があります。まだ読んだことのない方は是非。
4. 内省とフィードバックを繰り返す
日記やジャーナリング
日記やジャーナリングを通じて、日々の出来事や感じたことを書き留める習慣を持つと良いでしょう。自分の思考や感情を整理することで、内なる声に耳を傾けやすくなります。
「ジャーナリング」とは、一定の時間内で自分の頭に浮かんだことをありのままノートに書き出すことです。
具体的な出来事や自分の気持ちを考えながら書く日記とは違い、とにかく浮かんだことを片っ端から書き出していくのが特徴。内容は前向きなことでも後ろ向きなことでも、本当になんでもいいんです。
自分の頭に漠然としているものを「文字」として見える化することで、普段の生活では気づきにくい漠然とした気持ちや考え方などがハッキリしてきます。自分の知らない自分を発見できるのでおすすめです!
こんな感じで、文字を通して自分自身と向き合うきっかけになることから、ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれています。
フィードバックをもらう
家族や友人、同僚からのフィードバックも重要です。他人の視点から見た自分の強みや可能性を知ることで、新たな発見があるかもしれません。
頼まれごとはやってみる
誰かに頼まれごとをしたら、それをとりあえずこなしてみるのは自己分析にもってこいだと思います。どうしてこの人は自分にこの仕事を依頼したのだろう?と考えて内省してみたり、やり終わった仕事に対してフィードバックをもらったり。一見出来そうにないことでもちょっと背伸びをしたら出来そうなことは自分へのチャレンジだと思ってトライしてみるべし。
5.最後に
ポイントはこれら全てを並行してやっていくことだと思います。
そして、何より重要なのは「頭で考える」だけでなく「体を使って行動する」こと。
行動無くしてやりたいことは見つからないと強く思います。
失敗しても、その経験を踏まえて次の行動へ。
すると、一見同じことをやっているように思えても確実にやりたいことの発見に近づきます。まるで螺旋階段を登っているようかのようですね。
6.おまけ
ちなみに自分が今までやってきて、ひとまず満足し今は継続していないものとして
・カービング
・フラワーアレンジメント
・アイシングシュガーアート
・ダイビング、フリーダイビング
などがあります。
それぞれある程度の年数やって、ディプロマや免許などももっているけれど結局のところ自分にはそれ以上の研究心が生まれなかったというのが続けていない理由。
ただ、ここから自分の興味あることは何なのかが見えてくるように思います。
「美しいもの」
そう、自分は美しいものが好き!ということがわかりました。
例えばカービング。
もともとはタイの宮廷料理の一部として取り入れられていた野菜や果物に施す彫刻でリンゴがこんな感じになったり↓
メロンがこんな風になったり↓
美しいではないですか!
しかも、タイのカービングというのは基本的にナイフ1本で彫るので道具代もかかりません(笑)
一方で、あるとき急にシュガークラフトをやってみたくなり、丁度同僚の結婚式があったので、それに合わせて作ったものがこちら↓
全部砂糖の細工でできているウエディングケーキ。
美しい!
もちろん砂糖なので全部食べられます。
(災害時には緊急用食料に!!)
そして、ダイビングやフリーダイビングをやってみて思ったのは「自分は美しい海の中の世界が見てみたかった」ということがわかりました。(同時に波酔い、船酔いに弱いという事もわかりました!)
と、こんな風に色々と手を出してみては続けるに至っていないことがいくつもあるんです。
でも、そこで生まれた出会いや新たな価値観が自分の財産になっていることは間違いないと思います。
そもそも、やってみないと自分にあっているかどうかなんてわからないのでまずは興味が沸いたらやってみるほうがいい!です!そこから本当にやりたい何かが見つかると思うのですよね。
↓少し前に出版されたものですが、この本はもしかしたら役に立つかも。